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Xcode5のナビゲーションエリア[プロジェクト、シンボル、検索]の使い方

公開日: : 最終更新日:2014/04/04 Objective-C , ,


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Objective-Cでコーディングを行うための統合開発環境のXcodeの利用方法のエントリーです。
Xcode5(iOS7対応バージョンの統合開発)の使い方をメインで記載させていただきます。
詳細なバージョンは5.0.2です。

今回は「ナビゲーションエリア」の使い方の説明を記載させていただきます。
「ナビゲーションエリア」のXcodeにおける位置は「Xcode5の使い方」でご確認ください。

「ナビゲーションエリア」を効率的に利用することは、アプリ開発を効率的に進めることに他なりません。

本エントリーの内容は以下の様になります。

  1. ナビゲーションエリアに表示される各ナビゲータの名前と切り替え方法
  2. 各ナビゲータの説明(プロジェクト、シンボル、検索)

 

残りの「問題」、「テスト」、「デバッグ」の各ナビゲータについては、
他のエントリーで取り扱いたいと思います。

1 ナビゲーションエリアに表示される各ナビゲータの名前と切り替え方法

ナビゲーションエリアでは8個のナビゲータが表示できます。
以降ではXcodeの画面で説明を行います。

「Master-Detail Application」のProjectを新規作成

実際にXcodeを利用して確認するために「Master-Detail Application」のProjectを新規作成してください。
ちなみに私は「explainNavigation」とプロダクト名で作成しました。

ナビゲータの選択方法と名称

プロジェクト作成直後には以下の様な画面が表示されると思います。
スクリーンショット 2014-02-05 14.47.47

この画面のナビゲーションエリアの以下の赤色の赤枠に注目してください。
スクリーンショット 2014-02-05 14.47.47

この部分で表示するナビゲータを切り替えます。
具体的なアイコンと対応するナビゲータは以下のようになります。
スクリーンショット 2014-02-05 15.17.39

2 各ナビゲータの説明(プロジェクト、シンボル、検索)

プロジェクトナビゲータ

最も利用されるナビゲータです。
プロジェクトに含まれるファイルが一覧で表示されます。
スクリーンショット 2014-02-05 15.45.02

ナビゲーションの下部に存在するバーについて

プラスのアイコンをクリックすると以下の様なメニューが表示されます。
スクリーンショット 2014-02-05 15.49.13

「New File …」をクリックするとファイルの新規追加が追加できます。
「Add Files to “プロダクト名”」をクリックすると以下の画面が表示されて、既存ファイル(複数指定可)や新規フォルダを追加できます。

上部のパネルでファイルを選択し「add」ボタンをクリックすることで追加可能です。
スクリーンショット 2014-02-05 15.55.36

プラスのアイコンの右のアイコンについては以下の画像を参照ください。
スクリーンショット 2014-02-05 17.16.41

画像に記載している事の繰り返しになりますが、エディタ領域に表示しているファイルのみ表示したり、バージョン管理されているファイルを表示したり、表示したいファイル名を指定(絞り込み)することが可能です。

シンボルナビゲータ

名前の通り、シンボルを基準にリストを表示するナビゲータです。
Xcodeにおけるシンボルとナビゲータ上での表記は以下のようになります。

ナビゲーションエリアでの表記 説明
アンダーバー付きC カテゴリ
C クラス
P プロパティ
T
M メソッド
f 関数
V 変数
Pr プロトコル
A インターフェースビルダーアクション
O インターフェースビルダーアウトレット
S 構造体
U 共用体
E 列挙型

 

HierarchicalとFlatの切り替え

以下の画像の赤枠の部分でHierarchical(デフォルト)を選択すると継承関係にあるクラスが階層構造で表示されます。
スクリーンショット 2014-02-05 17.09.07

Flatを指定すると継承関係に関係なくフラットで表示されます。
スクリーンショット 2014-02-05 17.11.00

ナビゲーションの下部に存在するバーについて

ナビゲーションの下部に存在するバーについては下記の説明画像を参照ください。
スクリーンショット 2014-02-05 18.11.35

表示したいファイル名を指定(絞り込み)する機能については、プロジェクトナビゲータと同様です。

左端のCアイコンをクリックした時のイメージを以下に示します。

Cアイコンが非選択時
スクリーンショット 2014-02-05 17.49.19

Cアイコンが選択時には構造体等のクラスに無関係なシンボルが非表示になっていることが確認できます。
スクリーンショット 2014-02-05 17.51.34

検索ナビゲータ

名前の通りファイルの検索を行うナビゲータです。

基本的な利用方法は、検索したいキーワードを指定し、キーボードの「リターンボタン」を叩くだけです。
キーワードは中間一致で評価されます。以下の画面では”UiApp”を指定した結果となります。
スクリーンショット 2014-02-07 14.02.28

Ignoringの指定

Ignoring caseを選択した場合はアルファベットの大文字小文字を無視して検索します。
Matching caseを選択した場合はアルファベットの大文字小文字を区別して検索します。
スクリーンショット 2014-02-07 22.25.33

Find>Text>Containingの切り替え

検索の対象を変更したり、置換機能を利用することができます。

下記の画像の赤い部分(Find)をクリックすると
スクリーンショット 2014-02-07 18.42.38

以下の様なメニューが表示されます。
スクリーンショット 2014-02-07 18.47.05

「Replace」をクリックすると以下の様な画面に変わります。
置換後の文字列を指定するテキストボックスが表示されるようになっています。
スクリーンショット 2014-02-07 18.57.59

「Find」選択時のサブメニューには以下の4つが存在し、「Regular Expression」以外のメニューの
サブメニューはContaining(部分一致)、Matching(完全一致)、Start with(前方一致)、Ending with(後方一致)が存在しており、マッチング方法が指定可能です。

  1. Text(テキスト検索)
  2. References(参照部分の検索)
  3. Definitions(宣言部分の検索)
  4. Regular Expression(正規表現指定の検索)

 

1.「Text」選択時のメニュー表示

スクリーンショット 2014-02-07 20.51.15

2.「References」選択時のメニュー表示

スクリーンショット 2014-02-07 20.51.40

3.「Definitions」選択時のメニュー表示

スクリーンショット 2014-02-07 20.52.00

 

「Replace」選択時のサブメニューには以下の2つが存在し、「Text」、「Regular Expression」が選択された時の動作は「Find」と同様ですが

  1. Text(テキスト検索)
  2. Regular Expression(正規表現指定の検索)

 

スクリーンショット 2014-02-07 20.52.22

 

拡張的な利用方法として「Find Scope」、「Case sensensitivity」が指定できます。
スクリーンショット 2014-02-07 14.20.47

「Find Scope」の利用方法

「iOS Developer Library」のにも説明がありますが、
複雑な複合条件を指定しての検索が実行可能です。

下記の画像の赤枠部分をクリックすると
スクリーンショット 2014-02-07 14.02.28

ナビゲーションエリアの表示が以下のように変わます。
スクリーンショット 2014-02-07 14.25.10

次に、下記画面の「Edit」をクリックします。
スクリーンショット 2014-02-09 17.03.03

すると、下記画面の赤枠の画面が表示されます。
スクリーンショット 2014-02-09 17.05.50

「+」ボタンをクリックすることで、検索条件の追加
「ー」ボタンをクリックすることで、検索条件の削除が行えます。
各条件はANDで評価されます。
スクリーンショット 2014-02-09 17.08.39

指定できる項目を記載すると説明が長くなりますので、言及いたしませんが、使い方は簡単です。
なお、スコープの名前部分をダブルクリックすることで変更可能です。
この設定は、画面が閉じた時点で保存され、検索に利用できます。

例えば「HogeHogeScope」とのスコープが作成済みで、これを利用する場合は、「SEARCH SCOPES」配下の「HogeHogeScope」を選択します。すると上部の赤枠の部分が「In HogeHogeScope」に変わります。
スクリーンショット 2014-02-09 17.49.06

実際の検索が行われるタイミングは、検索キーワードが入力され、リターンボタンが押されたタイミングとなります。
当然ですが、SCOPEとして「HogeHogeScope」が選択されている場合は「HogeHogeScope」の条件とANDで一致する物がヒットします。

スコープの追加は「SEARCH SCOPES」配下の「New Scope…」で作成可能です。
スコープの削除は、削除したいスコープを選択しキーボードの「Del」ボタンをクリックすることで行えます。
過去に実施した検索条件の履歴は以下の赤枠部分をクリックすることで表示できます。
当然ですが、履歴をクリックすることでその条件で再度検索が実施されます。
スクリーンショット 2014-02-09 18.22.32

またスコープ指定以外にもProjectのサブフォルダを選択することで、その配下のみを検索することが可能になります。
スクリーンショット 2014-02-10 18.33.56

例として「explainNavigatorTests」を選択した場合の画面を以下に記載いたします。赤枠の「Find Scope」の部分が「In explainNavigatorTests」に変わっている事が確認できます。
スクリーンショット 2014-02-10 18.37.37

「Xcode5のナビゲーションエリアの説明」のエントリーは以上です。
実際のアプリ開発時に役立つ情報が記載できているか、確固たる自信はありませんが、少しでもお役に立てれば幸いです。


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