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Xcode5でSchemeを利用する。[後編]

公開日: : 最終更新日:2014/04/04 Objective-C ,


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「Xcode5でSchemeを利用する。[前編]」の続きの「Xcode5でSchemeを利用する。[後編]」となります。
まずは「Xcode5でSchemeを利用する。[前編]」をご覧ください。

利用しているXcodeはXcode5(5.0.2)となります。

Schemeの「Edit Scheme…」ボタンをクリックしたときの画面の説明の続きとなります。
前編ではRunまで終わっていましたので、後編はTestからとなります。

Test選択時

表示される画面は以下の様になります。
スクリーンショット 2014-02-18 16.16.04

この画面にも2つのタブ(Info、Arguments)が存在しています。
・Infoタブ
「Build Configuration」はお決まりの設定ですね、「Release」、「Debug」が選択可能です。
「Debugger」もお決まりの設定ですね、「None」、「LLDB」が選択可能です。

画面下部に有る「Tests」一覧は、実行するテスト(Target)を選択可能です。
実行したいテストは、一覧の右端にあるチェックボックスをチェックすることで指定します。
スクリーンショット 2014-02-18 16.19.37

テスト(Target)の追加と削除はテストの一覧の左下にある「+」、「ー」で行います。
複数選択はキーボードの「Shift」ボタンを押しながら選択することで可能となります。
テストの追加については、このSchemeに追加されていないテストのみとなりますので、
一旦「MasterDetailTests」を削除してから「MasterDetailTests」を再度追加してみます。

画面を貼るまでもないですが、「MasterDetailTests」を選択後に「ー」をクリックして「MasterDetailTests」を削除します。
スクリーンショット 2014-02-18 16.32.56

「+」をクリックした時に表示される画面は以下の通りです。
スクリーンショット 2014-02-18 16.35.03

最上部では、ファイルの絞り込み条件が指定できますが、無視して「MasterDetailTests」を選択後に「Add」ボタンをクリックします。
既にSchemeに追加されているテストは選択できないように制御されています。
スクリーンショット 2014-02-18 16.37.42

「MasterDetailTests」が追加できました。
スクリーンショット 2014-02-18 16.40.04

Infoタブで未説明なのは、Testの一覧のカラムですので、この説明を記載させていただきます。
「Test Application Data」
「Run」タブでも出てきた「Application Data」と同じ形式のデータと思われます。
クリックすると以下の様な選択肢が表示されます。
スクリーンショット 2014-02-18 17.55.17

stackoverflowに「iOS: How to specify application data package in Xcode Schemes?」とのQ&Aがありました。
ドンピシャの内容です。ここに書かれている方法で作成したデータをプロジェクトに追加すれば上記のコンボで選択できるはずです。

「Test Location」
これもどこかで同じ項目が既出だったと思いますので、画面だけ貼付けさせていただきます。
スクリーンショット 2014-02-18 18.11.27

・Argumentsタブ
画面は以下の通りです。
「Use the Run actions arguments and environment variables」のチェックの動きが反対の様な気がしますが、
チェックを外すとテスト時の引数と環境変数が指定できるようになります。
スクリーンショット 2014-02-18 19.39.48

引数の追加と削除は「+」、「ー」で行います。
スクリーンショット 2014-02-18 19.47.27

環境変数の追加と削除は「+」、「ー」で行います。
スクリーンショット 2014-02-18 21.11.06

「Expand Variables Based On」のコンボボックスは、選択したTargetのBuild SettingのArchitecturesをベースとして利用することを意味します。
具体的には以下の画像の赤枠の部分になります。
スクリーンショット 2014-02-18 22.00.32

Profile選択時

Profileにも2つのタブ(Info、Arguments)が存在します。
スクリーンショット 2014-02-18 21.18.48

・Infoタブ
「Build Configuration」、「Executable」の説明は省略いたします。
「Instrument」のコンボをクリックすると以下の選択肢が表示されます。
スクリーンショット 2014-02-18 21.27.07

Instrumentsツールについては。本エントリーでは、画面イメージの貼付けのみに留めますが、利用するとiOSアプリの開発時に色々便利ですので、別エントリーを作成しようと考えております。

デフォルトの「ask on launch」のままProfileを実行(実行ボタンを長押しし、Profileをクリック)すると以下の画面が表示されます。
スクリーンショット 2014-02-18 22.02.55

「Activity Monitor」を指定してProfileを実行すると「Activity Monitor」が表示されます。
スクリーンショット 2014-02-18 22.06.50

「Allocations」を指定してProfileを実行すると「Instruments」のオブジェクト毎のメモリ監視機能画面が表示されます。
スクリーンショット 2014-02-19 14.11.35

「Counters」を指定してProfileを実行すると「Instruments」のCounters情報が表示されます。
スクリーンショット 2014-02-19 14.16.58

「Event Pforiler」を指定してProfileを実行すると「Instruments」のEvent Pforiler情報が表示されます。
スクリーンショット 2014-02-19 14.18.13

「Leaks」を指定してProfileを実行すると「Instruments」のメモリ関連のLeaks情報が表示されます。
スクリーンショット 2014-02-19 14.22.29

「NetWork」を指定してProfileを実行すると「Instruments」のConnections情報が表示されます。
スクリーンショット 2014-02-19 14.26.03

「System Trace」を指定してProfileを実行すると「Instruments」がSystem Trace情報を取得し表示します。
Profile実行中は以下の画面が表示され。
スクリーンショット 2014-02-19 14.27.30

Traceが終了すると以下の結果画面が表示されます。
スクリーンショット 2014-02-19 14.29.42

「Time Profile」を指定してProfileを実行すると「Instruments」がアプリケーションの実行時間単位のプロファイル情報を取得し表示します。
Profile実行中は以下の画面が表示され。
スクリーンショット 2014-02-19 14.32.07

終了すると以下の結果画面が表示されます。
スクリーンショット 2014-02-19 14.32.13

・Argumentsタブ
TestのArgumentsとほぼ同じなので説明は省略させていただきますが、「Expand Variables Based On」が変更できない点のみ異なります。
スクリーンショット 2014-02-19 16.14.29

Analyze

Xcode上でソースコードの静的解析を行います。静的解析についても別エントリーを作成する予定となっております。
設定項目としては「Build Configuration」のみ存在します。
スクリーンショット 2014-02-19 16.19.09

Archive

画面は以下の通りです。
スクリーンショット 2014-02-19 16.28.13

「Build Configuration」は既に説明いたしましたので、省力させていただきます。
「Archive Name」はアプリケーション名を変更したい時に新しい名前を指定します。それ以外の時は特段利用する機会はないと思います。
「Options」の「Reveal Archive in Organizer」ですが、このチェックが入っていないと、ビルド、アーカイブ後にオーガナイザのウィンドウに遷移しません。

後もう少しです。

Schemeの編集画面で残っているのは下部にある2つのボタンです。
「Duplicate Scheme」は参照作成ボタンです。
「Manage Schemes…」ボタンはツールバーのScheme一覧の下部に表示される「Manage Schemes…」メニューと同様の動作をします。

スクリーンショット 2014-02-19 16.43.27

「Manage Schemes…」

クリックすると「Scheme管理」画面が表示されます。
「Scheme管理」画面は以下の通りで、既に存在するSchemeが一覧表示されており、それらの編集、新規追加、削除等が行える画面です。
スクリーンショット 2014-02-19 16.49.12

「Autocreate Schemes」チェックボックスと「Autocreate Schemes Now」ボタンの説明から入らせていただきますが
既に、「Xcode5でSchemeを利用する。[前編] 」の「「Scheme」の利用方法」前後のTargetの追加と、その後表示されるScheme一覧を見ていただいてお気づきとは思いますが、
一部を種類を除くTargetを作成すると、自動的に対応するSchemeがTargetと同名で作成されます。
この動作を制御するが「Autocreate Schemes」チェックボックスとなります。このチェックを外すと対応するSchemeが自動的に作成されなくなります。
では、前述のチェックを外した状態でTargetを作成したけど、対応するScheme作りたいな!、と思った時に押すボタンが「Autocreate Schemes Now」ボタン
となります。

「Autocreate Schemes」チェックボックスのチェックを外します。
スクリーンショット 2014-02-19 18.47.19

iOS>Application>Tabbed ApplicationのTargetを作成します。
スクリーンショット 2014-02-19 18.51.18

Product NameはTabbedAppを指定しました。まあ何でも良いのです。
スクリーンショット 2014-02-19 18.52.14

この後にXcode5のツールバーに表示されているScheme一覧を表示すると以下の様になりました。
想定通りTabbedAppのSchemeは存在していません。
スクリーンショット 2014-02-19 18.54.55

「Manage Scheme…」ボタンを押してScheme管理画面を表示してみました。
こちらにもTabbedAppのSchemeは存在していません。
スクリーンショット 2014-02-19 19.02.10

いよいよ「Autocreate Schemes Now」ボタンの動作確認です。クリックした結果は想定通りでした。
スクリーンショット 2014-02-19 19.04.24

続いて、一覧に表示されている内容の説明をさせていただきます。
・「Show」 チェックを外すとツールバーのScheme一覧に表示されなくなります。
・「Scheme」 スキーマの名称が表示されます。
・「Container」 スキーマが属するコンテナが選択可能です。
・「Shared」 チェックを入れると設定内容がバージョン管理されます。

「+」、「ー」、「Edit…」はSchemeの新規追加、削除、編集となりますので既に説明済みとなります。
スクリーンショット 2014-02-19 19.26.19

残りはいよいよ以下の画像の赤枠の部分だけです。
一番目のメニューは「Duplicate」ですので、複製を行うメニューです。
二番目は[Import…」、三番目は「Export…」です。
スクリーンショット 2014-02-19 19.30.59

[Import…」、「Export…」は名前の通りSchemeのエクスポート、インポート機能です。
画面上で任意のSchemeを選択した後、「Export…」をクリックします。
するとFinderが表示されますので、任意のフォルダを選択し「Export」ボタンをクリックします。
作成されるファイル名はScheme名.xcschemeとなります。
スクリーンショット 2014-02-19 19.45.01

[Import…」は.xcschemeを選択するだけです。

「Xcode5でSchemeを利用する。[後編]」は以上です。

他にもXcode5に関するエントリーがございますので、「Xcode5の使い方」
もしくは、ページ右側にある「カテゴリー」の「Objective-C」
もしくは、ページ上部にあるタブメニューの「Objective-C」をクリックしていただければ、
何らかお役に立てる情報があるかも知れません。


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